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III - 17. パネル推定(ユーザーズガイドⅡ 37章より)
このムービーではパネル推定の基本的な推定の手順を説明します。
操作1
サンプルフォルダ Chapter37からHarrison_panelを開きます。このワークファイルおよびデータに関する詳細はユーザーズガイド2の689ページから690ページを参照してください。Rangeをダブルクリックし、Undated Panelを選択し、 Identifier seriesとしてtownidと入力し、OKボタンをクリックします。EViewsはユニークな識別観測値用に2つのCELLIDを作成します。それぞれ確認のダイアログが表示されたらOKボタンをクリックします。EViewsはワークファイルの構造を再構築し、 unbalancedパネルワークファイルとします。ワークファイルウィンドウの一番上には、日付け未対応で92のクロスセクション、最大30個の観測値が一つのクロスセクションに存在することを示す情報が表示されます。
操作2
メインメニューからQuick/Estimate Equationと操作し、推定式の入力ダイアログを表示します。画面のように推定式を入力します。定数項Cをモデル式で利用しますが、ここでは、固定効果モデルの推定を行うので、EViewsはモデル式に1を追加します。固定効果推定値は定数項を関連した値であり、総和はゼロになります。
操作3
Panel Optionsタブをクリックし、Cross-section効果の項目でFixedを選びます。他の設定を変更せずにOKボタンをクリックします。
操作4
固定効果推定の計算結果は画面のようになります。結果に関する詳細はユーザーズガイド2の691ページをご参照ください。
操作5
次にWallace-Hussainランダム効果モデルを推定します。Estimateボタンをクリックします。リグレッサを追加し、画面のようにモデルを変更します。
操作6
Panel Optionsタブを選択し、クロスセクションの効果をランダム効果にします。次にOptionsタブを選択し、計算手法をWallace-Hussain(ワレスーフサイン)に変更します。最後にOKボタンをクリックすると推定結果が表示されます。
他の参照先
パネルデータの推定方法については、ユーザーズガイド2の689ページから703ページを参照してください。また、パネル推定の習得には、eラーニングコンテンツの利用やEViewsセミナーの受講もお薦め致します。