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III - 16. パネルデータの操作(ユーザーズガイドⅡ 36章より)
パネルデータはクロスセクションの構造に加えて、時系列変化を示す識別子を持つ観測値からなります。EViewsでパネルデータを扱うには、初めにパネルデータの構造の設定を行う必要があります。このステップをワークファイルの構造化と呼びます。このムービーでは、ワークファイルの構造化の手順を説明します。
操作1
サンプルフォルダChapter36からJtrainを開きます。このデータは157社における3年間分の年次データ(平衡パネルデータ)です。シリーズYEARとFCODE(エフコード)は、それぞれ日付とクロスセクションを識別する値です。
操作2
Rangeをダブルクリックします。表示されたダイアログのWorkfile Structure typeをDated Panelを選択します。Cross Section ID seriesにはfcodeと、Date seriesにはyearと入力します。その他の項目は変更せずに、そのままOKボタンをクリックします。
操作3
EViewsはDate SeriesとCross-section ID seriesの情報からデータを分析して、ワークファイルの構造化を行います。ワークファイルのデータはクロスセクションIDシリーズと日付によって、並べ替えられます。そして、パネル構造がワークファイルに適用されます。
他の参照先
パネルデータの操作方法については、ユーザーズガイド2の652ページから669ページを参照してください。また、パネルデータの操作方法の習得には、eラーニングコンテンツの利用やEViewsセミナーの受講もお薦め致します。