ICDD PDF-5+ サーバエディション
同一拠点内で利用できるPDF-5+のネットワークライセンス
ICDD PDF-5+ サーバエディションは、同一拠点内でインストール台数に制限なく利用できる粉末回折データベースです。
■ 特徴
- データベースの収録情報は通常のPDF-5+と同一です
- 同一拠点内ならPDF-5+をインストールするPCの台数は無制限です
- 購入したライセンス数と同じ台数のPCまで、同時にPDF-5+を起動できます
- 契約単位は最低10ライセンスから5ライセンス単位です
- サーバPCとクライアントPC間にネットワーク接続が必要です
- サーバPCのライセンス認証はUSB接続のライセンスキーを利用します
■ 概要
ICDDのデータベースのライセンス形態は、従来、1ライセンスにつき1台のPCで利用できるPC固定のタイプのみでした。PDF-5+ サーバエディションは、同一拠点内ならPDF-5+をインストールするPCの台数に制限がなく、同時にPDF-5+を起動するPCの台数でライセンスを管理する形式のライセンス形式です。例えば、PDF-5+ サーバエディションの10ユーザライセンスを購入すれば、最大10台までのPCで同時にPDF-5+を使うことができます。このようなライセンス管理の仕組みですので、多くの方がPDF-5+を利用する組織にお勧めの商品です。
■ データベースの収録データについて
PDF-5+ サーバエディションは、シングルライセンスやサイトライセンスのPDF-5+ とライセンス形態が異なるだけです。データベースの収録データは、ほかのPDF-5+と同一の内容です。
PDF-5+の収録データの詳細については、こちらをご参照ください。
■ ライセンス契約単位について
PDF-5+ サーバエディションは、大規模な組織・学術機関など、多くの方がPDF-5+を利用する組織向けのライセンスです。そのため、最小構成で同時起動10ライセンスからの契約となります。また、5ライセンス単位で、ライセンス数を増やすことができます。
通常のPDF-5+と同様、年次更新型のライセンスです。毎年の更新の際に、最新版のPDF-5+をご提供いたします。
最小構成 | 10ライセンス |
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追加ライセンス | 5ライセンス単位 |
■ 導入方法
PDF-5+ サーバエディションを、サーバーPCおよび必要な数のクライアントPCコンピューターにインストールします。インストール時の設定で、サーバPCとしてセットアップするか、クライアントPCとしてセットアップするかを選択できます。
サーバPCでのインストール作業 :
最初に、データベース(PDF-5+ サーバエディション)をサーバーPCにインストールします。
インストール画面で、そのPCがサーバPCなのか、クライアントPCなのかを指定する手順がありますので、サーバPCとしてのインストールを選択します。インストールプログラムの指示に従いインストール作業を進め、USB接続のライセンスキーをサーバPCに装着すると、ライセンスサーバとして設定されます。
(サーバPC上でPDF-5+を使用することもできます)
クライアントPCでのインストール作業 :
サーバPCでのインストールが完了したあと、データベース(PDF-5+ サーバエディション)を、各クライアントPC(PDF-5+を利用するPC)にインストールします。
サーバPCでのインストール作業のときと同様に、インストール画面で、サーバPCとしてセットアップするのかクライアントPCとしてセットアップするのか聞かれますので、クライアントPCとしてセットアップすることを選択します。また、そのときに事前に設定したサーバPC(IPアドレスまたはホスト名)を指定します。
ライセンスサーバが動作し、クライアントPCと通信することができれば、PDF-5+を利用できます。
■ PDF-5+ サーバエディションの動作条件
PDF-5+ サーバエディション(2025年版)の動作条件は下記の通りです。
対応OS | Windows 7 SP1、Windows 8、Windows 8.1、Windows 10、Windows 11 (Windows XP、Vistaにはインストールできません) |
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CPU | Intel Core 2 Duoプロセッサまたは同等以上を推奨 |
RAM | 4GB以上 |
HDD | 空き容量 38GB以上 NTFSファイルシステムが必須 |
そのほかの条件 |
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