ウィンドウ形式でオブジェクトを中心としたユーザインタフェースを提供します。高度な分析も、きわめて簡単な操作で瞬時に行えます。
EViewsはオブジェクトを中心としたユーザインタフェースを提供します。数値シリーズ、推定式、連立方程式(システム)を独立したオブジェクトとして管理します。各オブジェクトにはそれぞれウィンドウ、メニュー、プロシージャ、ビューコマンドが用意されています。統計量を表示する場合、オブジェクトのビュー(表示方法)を変更すると考えます。例えば、シリーズウィンドウでビューを変更することによって、スプレッドシート、グラフ、記述統計量、検定、テーブル、コレログラム、単位根検定、独立性の検定結果を表示します。
推定式オブジェクトでも表示方法を変更することによって、推定式の詳細、推定結果、実測値-フィット値-残差グラフおよびテーブル。ARMA構造、パラメータの勾配や微分値、係数共分散行列、予測グラフと予測値の評価、診断と仮説検定の結果を表示できます。
EViewsはスプレッドシートとリレーショナルデータベースの技術を統合した環境で、統計処理を実行します。つまり、複数のオブジェクトや外部データソースとのリンクを利用して、オブジェクトのデータを管理します。例えば、あるシリーズオブジェクトを数値変換したリンクシリーズオブジェクトや、外部データベースにリンクしたシリーズオブジェクトを利用できます。元のデータが変化すれば、ダイナミックにこれらのシリーズの値も更新されます。
同様に、EViewsのモデルシミュレーションオブジェクトは個々の推定式やシステムオブジェクトにリンクしています。モデルを構成するオブジェクトに変更があった場合、自動的に推定結果を更新します。