学生版
EViews9 学生版の販売は終了しました。
学生版は教育分野で計量経済学分析、予測、統計処理を行うために、特別にご用意したパッケージです。教育の場にソフトウェアを導入するのは簡単ですが、操作性が難しければ、教育者、そして学生にも大きな負担をかけてしまいます。
25年以上の長きにわたり、IHS社は計量経済学分析と予測のための最高のソフトウェアを提供してきました。EViewsはグラフィカルなユーザインタフェースと強力な分析エンジン、そしてパソコンユーザの必要とする最新のソフトウェア技術を融合したパッケージです。フレキシブルな操作性に高度な分析機能、そして直感的なユーザインタフェースを備えたEViewsを学生の皆様にもご利用いただけるようになりました。
EViews学生版をお勧めする理由
ソフトウェアを利用して、魅力的で充実した計量経済学の授業を行おうとお考えの研究者の皆様に、EViews学生版をお勧めする理由を簡単に申し上げましょう。
- 学生の皆さんは、操作方法を簡単に習得できていますか?
コマンドをその都度検索したり、文法のエラーに悩んだりしていませんか?
EViewsは操作性を第一に設計されています。様々な統計処理や、テクニカルなグラフ作成も直感的な操作で簡単に行えます。コマンドの文法を確認したり、メニューコマンドを次々に辿っていくような操作に戸惑うことはありません。授業時間中にソフトウェアの操作方法を学ぶのではなく、本来の目的である実証分析のための理論学習と、データ分析に集中できる環境をご提供します。
- 学生版というと、取り扱い可能なデータ数が少なかったり、機能制限が多くて物足りなさを感じていませんか?
学生版では、データ数の制限を越えるファイルを開いて分析したり、グラフ化することはできます。ただし、そのファイルを保存したり、エクスポートすることはできません。EViewsが起動している間は、データ数の制限を気にせずに分析が可能です。また、これに伴い、分析機能に関する制限も一部を除いてほぼなくなりました。
- 今、授業で利用している他のソフトのデータを簡単に利用できます。
他のソフトウェアのデータもEViewsに直接、取り込むことができます。ファイルメニューのインポートコマンドはもちろん、EViewsの画面上にドラッグ & ドロップするだけで簡単に取り込めます。対応しているファイルは次の通りです。
Microsoft Excel, Microsoft Access, Stata, SPSS, SAS, Portable Rats, TSP, PcGive Professional
学生版で利用できる機能
学生版はStandard版のEViewsと同じように利用できますが、一部の機能に制限があります。 注1)
Standard版の機能紹介はこちらのページをご覧ください。
学生版のみMac版がございます。購入は区別がありませんが、ダウンロード時にWindows版かMac版かをご選択いただけます。
主な機能
- 基本的な記述統計量とANOVA、集計表、クロス集計表、共分散と相関の分析、主成分、因子分析、経験分布関数、時系列プロット、分布グラフ(ヒストグラム、分布プロット、カーネル密度プロット)
- 自己相関と偏自己相関分析、独立性の検定、グレンジャーの因果関係、単位根とパネル単位根検定、ヨハンセンの共和分検定、パネル共和分検定。
- 線形および非線形最小二乗法、加重最小二乗法、ステップワイズ回帰、ホワイトとニューイ-ウエストの標準誤差、線形四分位回帰とLAD推定、線形および非線形 2SLS/IVおよび一般化積率法(GMM)推定。
- 自己回帰移動平均、季節性自己回帰、季節性移動平均の誤差項を利用した線形モデル。ARおよびSARを利用した非線形モデル。これらのモデルをBox-Jenkinsバックキャスティングまたは条件付最小二乗法で推定します。
- 係数制限条件と脱落/冗長変数に対するワルドおよび尤度比検定;残差に対するコレログラム、Q統計量、正規性の検定;系列相関に対するLMおよびダービン-ワトソン、Breusch-PaganとARCHなどを含む分散不均一の検定、Chowのブレークポイントおよび予測検定、Quandt-Andrewsの不明ブレークポイントの検定、Ramsey RESET、線形モデルに対する再帰的推定の検定。
- GARCH, Probit/Logit, カウントモデル、オーダードProbit/Logit、パネルデータの線形および非線形二乗法/2SLS/IV、ダイナミックパネルデータに対するGMM、ユーザ定義の最尤法。
- 一方程式のサンプル期間内外のダイナミック予測とサンプル期間内のスタティック予測。
- 最小二乗法、2SLS/IV、一般化最小二乗法(GLS)、SUR/3SLS、全情報最尤法(FIML)、GMM、ベクトル自己回帰/ベクトル誤差修正モデル(VAR/VEC)、カルマンフィルタと状態空間モデル。これらを含むシステムオブジェクトでの推定。
システム条件
Windows (Microsoft) | OSX (Mac) | |
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CPU | Pentium以上 | Intel |
OS | Windows 10 Windows 8(8.1) Windows 7 Windows Vista (32bitまたは64bit) ※Windows RTとWindows 10 Sは対象外 |
OS X.12 (Sierra) OS X.10.11 (El Capitan) OS X.10 (Yosemite) |
メモリ(RAM) | 512 MB | 512 MB |
ディスク容量 | 380 MB | 890 MB |
※Mac版は学生版のみです。
※ご購入後のダウンロード時にWindows版かMac版かをご選択いただけます。
※仮想環境下で利用することはできませんのでご注意ください。
インストール可能台数
1台のみ、かつ利用は1ユーザのみ 注2)
処理できるデータ数
1シリーズ当たりの観測数 | 400万個(デフォルト)、メモリ容量により増やせます。ただし、ファイルを保存したり、データをエクスポートする場合は1シリーズあたりのデータ数は1,500個以下とします。 |
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観測数の総量:(シリーズ数にシリーズ中のデータ数を掛けたもの) | RAMに依存します。ただし、ファイルを保存したり、データをエクスポートする場合の全データの総数は15,000個以下とします。 |
ワークファイル中のオブジェクト数 | RAMに依存します。ただし、ファイルを保存したり、データをエクスポートする場合のオブジェクトの総数は60個以下とします。 |
データベース当たりのオブジェクト数 | EViewsデータベースへの保存と格納はできません。 |
機能制限
注1) | 学生版に次の機能は用意されておりません。
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注2) |
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