インタフェースの更新
EViewsは使いやすさにさらに磨きがかかりました。EView9のインタフェース面での改善点をいくつか以下に示します。
コマンドキャプチャ機能
ほとんどのオブジェクトビューとプロシージャーに関して、EViews9はコマンドキャプチャ機能を提供しています。
お客様がユーザインタフェースに基づいて対話型操作を行った場合、EViewsは同じ出力を行うためのテキストコマンドを保存します。
一度開くと、お客様ご自身が使いやすいようにウィンドウを移動させたりサイズを変えたりすることができます。ウィンドウ内で右クリックすることでキャプチャウィンドウ用のメニューが開き、ウィンドウをクリアすること、内容をハードディスクに保存すること、新しいプログラムに内容を書き込むことなどができます。また、キャプチャーされたコマンドをコマンドウィンドウで繰り返すこともできます。
ドック可能なコマンドウィンドウとキャプチャウィンドウ
EViews9のコマンドウィンドウとキャプチャウィンドウはドック、フロート、非表示が可能です。ドックや非表示が可能であることにより、頻繁に利用するウィンドウを邪魔にならないところに移動させたり、逆に手元に置いておいたりすることが可能です。
フロート機能により、ウィンドウを作業の外に移動させることも可能です。EViewsのフレームの外にウィンドウを移動することも可能になりました。
データベースとワークファイルのオブジェクトプレビュー
EViews9では、新しいオブジェクトプレビューモードにより、データベースとワークファイル内のオブジェクトをすばやくブラウズすることが可能です。オブジェクトを(複数)選択し右クリックするか、F9ボタンを押すことでプレビューウィンドウが開きます。マウスを使ったブラウズにより、メタデータ(たとえば、名前、タイプ、説明、頻度、最終更新、ソース、単位など)を確認したり、オブジェクトタイプに固有の情報を確認することができます。オブジェクトの調査が終わった後、プレビューウィンドウを使ってデータベースのオブジェクトをワークファイルページとしてエクスポートすることも可能です。