グラフ作成と編集

OriginProでは、作図したいデータを選択してボタンをクリックするだけで簡単に、100種類以上のグラフを作図できます。

• 散布図、棒グラフ、オフセットグラフなどの基本的な2Dグラフ
• 多軸、積み上げ、複数区分グラフ、ウォータフォールグラフなど複数データの比較に便利なグラフ形式
• 等高線図（等値線図あるいはコンター図）、3D曲面図など3Dデータを表現するグラフ形式
• ウィンドローズグラフ、三点グラフ（三角図）、極座標グラフ、ヘキサダイアグラム、トリリニアダイアグラム、サンキーダイアグラム、ベクトルグラフといった特殊なグラフ
• ボックスチャート、バイオリンプロット、ヒストグラム、散布図行列などの統計グラフ

直感的な操作でグラフを編集

グラフの編集したい部分でクリックすると表示される「ミニツールバー」で素早く編集が可能です。

さらに詳細に編集したい場合は、ダブルクリックして開くダイアログで直感的に編集できます。

データハイライターを使えば、グラフ上の点をクリックするだけでワークシート上のデータの値がハイライトされ、詳しくデータを確認することができます。
他にもカーソルを合わせたデータ点の情報を表示するデータポイントツールチップなど、情報を整理する機能が多数あります。

距離計測ツールや角度計測ツールを使ってグラフ上の点の距離や角度を簡単に計測・確認することができます。
また、グラフの背景に画像を挿入し、スケールを設定した上で計測ツールを使えば、画像上の距離も計測することができます。

グラフ作成操作の繰り返し機能

同じ形式のグラフを多数作成する場合は「バッチ作図」機能が便利です。この機能を使えば簡単に別々のデータで同じ形式のグラフが作成できます。

よく使うグラフ形式は「グラフテンプレート」として保存しておくと、次の作図機会にすぐ呼び出して同じグラフが作成できます。

全く形式ではなく、部分的に同じにしたグラフを作成したい場合には「グラフテーマ」として共通部分の情報を保存し、あとからグラフに適用することもできます。フォントサイズだけ統一したい、X軸のスケール範囲は同じにしたいなど、グラフの様々な要素の情報を保存できます。

作成したグラフのフォーマットを他のグラフにもすぐに適用したい場合には「フォーマットのコピー」機能があります。「グラフテーマ」でも同様に部分的な適用が可能ですが、こちらはテーマファイルとして保存する手間なく、クリップボードにコピーする感覚で簡単に使えます。