3Dウォータフォールグラフ

3Dウォータフォールグラフは、複数のデータを同時に表示するためにプロットを並べて3D表示したもので、スペクトルデータの折れ線を時系列に並べてどのように変化するかを示すときなどに使用されます。

Originでは、ワークシートに用意したXYYデータから3Dウォータフォールグラフを作成でき、豊富な編集オプションにより多様な3Dウォータフォールグラフを作成できます。

別名:ウォーターフォールプロット、ウォーターフォール図、ウォーターフォールチャート、滝プロット など

YまたはZ方向に色をマッピング

Y(高さ)またはZ(奥行)方向に色が推移するように設定可能

プロットを平面として表示

プロットを平面として表示したウォータフォールグラフ

追加の軸平面を表示

任意の位置に追加の軸平面を表示したウォータフォールグラフ

2つ目のY軸を表示

2つ目のY軸を表示したウォータフォールグラフ

様々な編集オプション

追加の平面を表示

下図のようにウォータフォールグラフ中の指定した位置に平面(XY、YZ、ZXから選択)を追加することもできます。この設定は、グラフ上でダブルクリックして開く「作図の詳細」ダイアログの左パネルで「Layer1」の階層を選択し、「平面」タブで設定可能です。

任意の位置に複数の平面を表示可能

バージョン2023b以降では、複数の平面を追加できるようになっています。

投影の種類を設定

Originの3Dグラフでは、投影の種類を透視法と正投影法の2種類から選択できます。この設定は、グラフ上でダブルクリックして開く「作図の詳細」ダイアログの左パネルで「Layer1」の階層を選択し、「その他の3Dオプション」タブの「投影」ドロップダウンリストで設定できます。

投影の種類を透視法と正投影法

ラベル行の値でオフセットを設定

Originのウォータフォールグラフでは、オフセットする量をラベル行に入力されている値で制御できます。例えば、異なる濃度ごとに計測したデータをグラフ化したい時に便利です。

ラベル行の値で各曲線のオフセットを設定

この設定はグラフ上でダブルクリックして開く「作図の詳細」ダイアログの左パネルで「Layer1」の階層を選択し、「その他の3Dオプション」タブの「Z値ソース」で設定できます。

サンプルデータ

Originの「ヘルプ」メニューから「ラーニングセンター」を開き、様々なサンプルグラフを確認できます。ダイアログの上にあるドロップダウンで、「等高線図」を選択し、サムネイル画像をダブルクリックすると開けます。
※Originをお持ちでない場合は、無料の体験版でお試しいただけます

ラーニングセンターでウォータフォールグラフのサンプルデータを開く

開くと、グラフと実際のデータがあるので、ワークシートや行列どのようにデータを持てばよいかや、簡単な作図方法なども確認できます。

3Dウォータフォールグラフのサンプルデータ

テクニカルサポート

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問合せフォームよりテクニカルサポートまでご連絡ください。

その際、必ず「製品名」「バージョン」「シリアル番号」をご連絡ください。

 

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