Origin: 動画で学ぶ操作方法

グラフのカスタマイズ Part 5 (Customizing a Graph:Part 5)

概要	Part5では、プロットの「グループ化」を紹介します。グループ化することにより、プロットの色やシンボルなどを、自動的にそれぞれ異なるものに設定できます。
	サンプルデータ（Customizing Graphs.opj）をダウンロード
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イントロ

グラフのカスタマイズチュートリアルのパート5では、グループデータのプロットを編集する方法を紹介します。

プロットの「グループ化」

1. グループデータフォルダのデータを使用します。
2. ワークシート全体を選択し、折れ線グラフを作成します。
3. X軸をダブルクリックして軸ダイアログボックスを開きます。
4. 開始からに0、終了までに3を入力します。
5. 再スケール方式ドロップダウンリストでは手動を選択します。これにより開始と終了の値が変更されるのを防ぎます。
6. OKをクリックしてこれらの設定を適用します。
7. レイヤ内部の空白の領域をダブルクリックして作図のダイアログを開きます。
8. 積み上げ形式タブで、オフセットグループを自動にします。
9. OKをクリックしてダイアログを閉じます。
10. グラフ操作メニューから「再スケールして全てを表示」を選択します。
11. グラフのYスケールを自動的に再スケールしますが、Xスケールは再スケール方式が手動にセットされているので変更されません。

グループ化されたデータプロットを設定する

1. データプロットの1つをクリックし、スタイルツールバーの線/境界色ボタンをから色を変更します。
2. 増分リストで最後から2番目の推移リストを選択してみましょう。
3. グラフの色が更新されました。

グループ化されたデータプロットを個別に編集する

これらのデータプロットはグループ化していますが、データプロットを2回クリックすることでそれぞれのデータプロットを個別に編集することができます。

1. 例えば黄色のデータプロットを２回クリックしてスタイルツールバーの線・境界色ボタンからこのプロットだけの色を変更します。（オレンジに）
2. データプロットの１つをダブルクリックして作図の詳細ダイアログを開いてグラフを編集することもできます。
3. グラフグループタブで、詳細列内のフィールドをクリックし参照ボタンをクリックすると、推移項目エディタダイアログが開きます。
4. このダイアログで個別に色を変更することができます。（黒を黄色に。）
5. また、行のインデックスをドラッグしてカラーリストの順番を変更することもできます。（赤を上に）
   

設定を保存する

1. この設定を保存したい場合には、ダイアログの内側を右クリックして保存を選び、名前を付けて保存します。Mypalleteとします。
2. 次回からは右クリックからロードを選択し、その中から保存した色の設定を呼び出すことができます。

パレットを使用してデータプロットグループの色を設定する

次にデータプロットグループの色を設定するパレットの使用方法を説明します。

1. ワークブックに戻り、全ての列を選択し作図メニューから複合図：ウォータフォールを選択してグラフを作成します。
2. x軸をダブルクリックして軸ダイアログを開き、開始位置からを0.5、終了位置までを3に設定します。
3. 軸選択から垂直方向を選択し、開始位置からを-10，終了位置までを100、増分を20にします。
4. 次に色を変更します。データプロットの1つをクリックし、スタイルツールバーの線・境界色ボタンをクリックして、パレットからレインボウを選択します。
5. プロットの1つをダブルクリックして作図の詳細ダイアログを開きカラーリストを表示します。推移がビン化に設定され、色はレインボウパレットで利用可能な256色から適用されています。
6. パレットを変更したいので、この推移項目エディタダイアログの内部を右クリックし、ロードからリーフパレットを選びます。
7. カラーリストが変わり、OKをクリックするとグラフの色も更新されました。

以上でグラフのカスタマイズチュートリアルは終了です。お疲れ様でした。

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