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Surferの新機能(2024年)

2024年にリリースされたSurferの主な新機能をご紹介いたします。
メンテナンスご契約中/1年ライセンスご所有の方は、無料で最新バージョンをダウンロードいただけます。

2024年2月 最新バージョンSurfer27がリリースされました!

Surfer27の新機能

3Dグリッドの可視化

3Dビュー(3D View)での可視化が、これまで以上に強力かつユーザーフレンドリーになりました。
3Dグリッドの可視化オプションと 3D DXF ファイル、SHPファイル(シェープファイル)、データおよび2Dグリッドファイル、3D VRML または 3D PDF へのエクスポート機能を組み合わせると、強力な可視化システムとなります。

ブロックレンダー

3Dグリッドをブロックレンダー(Block Render)として可視化できるようになりました(VoxlerのFaceRenderモジュールと同じです)。
3Dグリッド内のグリッドデータがブロックとしてレンダリングされます。ブロックは色と透過率を設定できます。
ブロックの体積の合計や、表示されている全てのブロックにおけるC値の平均値を計算することもできます。
X、Y、Zの範囲を指定したり、グリッドを通る単一のスライスを表示することにより、ブロックのジオメトリを完全に制御できます。

3Dグリッドをブロックレンダリングとして表示します

3Dグリッドを一連のブロックとして表示し、色と透過率を設定したり、体積を求めることができます。

画像のインポート

画像をインポートして、必要な場所に正確に配置できます。断面、プロファイル、2D地震断面図や電気断面図、地理参照画像(ジオリファレンス画像)を、2Dまたは3Dグリッド、3Dドリルホールと合わせて表現するために最適です。

ジオリファレンス画像のインポート

この例では、3つのプロファイルのPNGファイルなどの画像をインポートし、画像を任意の方向に配置しています。GeoTIFF形式の航空写真などの地理参照画像をインポートするだけで、正確な位置に配置されます。

鏡面ハイライト

光沢と鏡面ハイライトを使うことで、3D可視化機能のサーフェス(曲面図)をさらに美しくします。

光沢と鏡面ハイライトで3D可視化の印象を高める

光沢をうまく設定することで、サーフェス(曲面図)のインパクトを高めることができます。

カメラライティング

常に画面の視点(カメラ)の位置からモデルの中心に直接ライトを当てることにより、画面の回転に関係なく常に3Dモデルを照らすことができます。回転や傾きの変化ごとにライティング位置の設定を調整する必要がなくなるため、時間を大幅に節約できます。

カメラ視点から照明を当てる

モデルを回転させると、ライトが常にモデルを照らします。

過高感を設定しても歪みが起きない3Dドリルホール

モデルのVertical Exaggeration過高感、垂直誇張)を変更しても、ドリルホールが伸びることはなく、データはパスに対して垂直のままになります。

Vertical Exaggeration(過高感、垂直誇張)を適用してもドリルホールが伸びない

過高感(垂直誇張、VE)の値が1(左)、5(右)、またはそれ以上に設定されていても、ドリルホールの間隔とパスは比例した円筒形を維持します。

ドリルホールデータのグリッド化

ドリルホールデータのグリッド化がこれまでより簡単になりました。ドリルホールマネージャ(Drillhole Manager)のボタンをクリックするか、Grid DataからデータタイプとしてDrillhole XYZCを選択するだけです。Surferは、Surferにインポートされた全てのドリルホールデータを収集して補間し、3Dグリッドを生成します。

ドリルホールデータのグリッディング

3Dグリッド内の特定の領域にAssign NoDataを使用

3DグリッドのXY範囲を制限

Assign NoData機能により、2D凸包、2Dアルファシェイプ、2Dポリゴン境界を使用して、グリッド処理内でXY範囲を制限できます。

3DグリッドでAssign NoData機能を使用して、ポリゴン境界の外側(または内側)や、2Dグリッドサーフェスの上/下にあるデータを除外することもできます。これは、地形や地下水面などの別のサーフェス上の3Dグリッドからデータを削除/除外したり、表土などの他の接触表面より上のデータを削除する場合に最適な方法です。

3Dグリッドに凸包、アルファシェイプを適用

追加の手順なしで、Surferにインポートされたドリルホールデータを直接グリッド化します。

一般的な改善

全てのウィンドウを一度に保存

File:Save All機能を使うことで、時間を節約できます。
複数のプロジェクトファイルを開いて、複数の3Dビューを表示している場合、各ウィンドウを移動してそれぞれのSaveボタンをクリックするのは手間がかかります。しかし今バージョンではワンクリックで簡単に操作できます。Save Allをクリックして、開いているウィンドウをすべて一度に保存し、Close Allをクリックしてそれらを一度に閉じるだけで済みます。

これは、プロジェクトの保存に時間がかかる場合にも特に便利です。Save Allをクリックすると、Surferは開いているすべてのファイルを順番に保存します。次のファイルを保存する際に、前のファイルの保存・終了するのを待つ必要はありません。

リロード後もベースレイヤのプロパティを維持

ベースレイヤをリロード(再読み込み)の際に、これまでよりも時間を節約できます。ベースレイヤを作成し、そのレイヤ内のベクターオブジェクトのプロパティを編集してからリロードして、既存のプロパティを保持することを選択します。川を青色、フィールドエリアの境界を茶色のままにして、ファイルをリロードするだけです。

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