押出しの概念

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押出し(extrusion)に関する基本的な考え方は単純です。正方形を第3の次元に押出せば立方体に、円を押出せば円柱になります。球面座標系を想定するなら円は球になります。

 

Note:

与えられた問題の特質を良く考え、押出しに最も適した方向を見極めることが大切です。

 

これまでの2次元熱流体問題を第3の次元に押出したらどうなるでしょうか。押出す長さを上下の平板間の距離の半分とすると、煉瓦中に円柱が埋め込まれたような形状を得ることができます。

 

3ex100

 

任意のZの点で横断面を作成するとオリジナルの2次元の図形が現れます。

 

Y=0 での横断面には押出された構造が明白に示されています。

 

3ex1a00