2次元の問題においては CONTOUR, SURFACE, VECTOR, GRID 機能を用いることによって、平面上における計算値をグラフ化することができました。
3次元の場合、3次元オブジェクトに対する任意の切断面上で同様の表示を行うことができます。具体的には切断面を規定する数式をプロットコマンド中の 'ON' という修飾詞に続けて書くだけです。
PLOTS
CONTOUR(Phi) ON x=0
Note:
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ONクローズのさらなる用法については後述します。
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GRID コマンドを使用すると計算グリッド(と暗黙的にはドメイン構造)を表示させることができます。
GRID(x,z) ON y=0
このコマンドはFlexPDEで使用されている四面体のメッシュ構造とプロット平面との交差をグラフ化します。その際、切断面上に存在する材質の特性に応じて色分けが行われます。従って同一の特性を持った3次元区画(compartments)は同一の色で表示されることになります。GRID プロットの引数は横軸と縦軸に表示する値を示しています。引数を変更することによって歪んだグリッドの表示も可能です。
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