2次元ドメインの設定
2次元のドメイン(問題領域)はBOUNDARIESセクション中で規定されますが、それは独自の材質特性を有する一つ、または複数のREGIONから構成されます。REGIONには複数の閉ループや島が含まれていて構いませんが、それらは皆同一の材質特性を持っていることが仮定されます。
• | REGIONの指定は REGION <number> (または REGION "name")というステートメントで始まり、それに続けてループの記述が行われます。
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• | スクリプトの後の方に出てくるREGIONは前の方で設定されたREGIONの全体、もしくは一部を覆う形となります。 |
• | 先頭のREGIONはドメイン全体をカバーするようにしてください。常にそうあらねばならないというわけではありませんが、こうすることで境界条件の設定が容易になります。 |
リージョンの形状を規定は各頂点間をLINE, SPLINE, ARCセグメントのいずれかで結合することによって行います。先頭にはSTART文が置かれますが、それに続くセグメントは一つ前のセグメントの終端からスタートするものと仮定されます。セグメントを全体の始点に結んでループを閉じさせるにはCLOSEという語を使用します。
• | 矩形のリージョンを設定するには4つのLINEセグメントを使用します。
START(x1,y1)
LINE TO (x2,y1)
TO (x2,y2)
TO (x1,y2)
TO CLOSE
座標点の値を変えれば任意の四辺形の領域が設定できます。また点の数を増やすことによって多角形の領域が設定できます。
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• | 円弧を設定するにはいくつかの方法がありますが、中心の座標と角度を指定するのが最も簡便でしょう。
START(r,0)
ARC(CENTER=0,0) ANGLE=360
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• | 円弧は中心点と終点を指定する形でも設定できます。
START(r,0)
ARC(CENTER=0,0) TO (0,r) { a 90 degree arc }
中心点と終点間の距離が中心点と始点間の距離と異なる場合には楕円弧が設定されます。ただし楕円の長軸、短軸の方向は座標軸に平行であると仮定されます。傾いた楕円は設定できません。
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• | ループに対して名称を付けておけば別の場所から参照することができます。
START "Name" (…) |
BOUNDARIESセクションの基本形は次のようになります。
BOUNDARIES
REGION 1
< ドメインを規定するループ >
REGION 2
< 第2の材質からなるリージョンを規定するループ >
...
"domain" メニューボタンを使えばドメインの設定が途中であっても定義された部分について表示が行えるので、状態を確認しながらドメインの設定を進めることができます。
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