2次元直交座標系に加え、FlexPDEは軸対称な場合に円柱座標系 -- (r, z) または (z, r) -- を用いた問題も扱うことができます。
円柱座標系を使用はCOORDINATESセクションで宣言します。XCYLINDERとYCYLINDERという2種類の様式が選択できます。両者は表示に際しての向きが異なるだけです。
XCYLINDER
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円柱の回転軸であるZ座標をプロットの横座標("x"軸)方向に、動径を縦軸("y"軸)方向に配置するレイアウト。
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YCYLINDER
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円柱の回転軸であるZ座標をプロットの縦座標("y"軸)方向に、動径を横軸("x"軸)方向に配置するレイアウト。
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いずれの場合でも座標軸の名前を(横軸、縦軸)の形で指定することができます。デフォルトの設定は次の通りです。
XCYLINDER
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XCYLINDER('Z','R')
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YCYLINDER
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YCYLINDER('R','Z')
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