FlexPDEからのグラフィック出力を評価したり分類したりする上で数値データが必要となることがしばしばあります。どのプロットコマンドに対しても REPORT ステートメントを付加することができます。
REPORT <value> AS "title"
単に
REPORT <value>
という形でも構いません。
指定できるREPORTの数に特に制限はありませんが、これらの数値データはプロットの下部に一つの行として出力されるため、数が多くなると紙面の幅をはみだしてしまう可能性があります。
一例としてCONTOURコマンドに対してREPORTステートメントを追加してみましょう。
CONTOUR(Phi) REPORT(k) REPORT(INTEGRAL(Phi, 'blob'))
計算を実行するとプロットの下部に次のような出力を得ることができます。

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