日本語の使用[Stata11,Stata12]

Stata11,Stata12ではラベル(データセットラベル、変数ラベル、値ラベル)に対して日本語を使用することができます。ただしいくつか制限がありますので使用上の注意事項をご覧ください。

またグラフの中でもタイトルや凡例に日本語を使用することができます。

設定方法

1. Resultsウィンドウのフォント設定

Resultsウィンドウ中で日本語を表示できるようにするためには、Resultsウィンドウ中の任意の位置で右クリック、「Font」を選択します。「フォント名」としては日本語が扱えるMSゴシック等のフォントを選択、「文字セット」としては日本語を選択します。

2. データエディタ画面のフォント設定

Data」:「Data Editor」:「Data Editor (Edit)」と操作、データエディタ画面の任意の位置で右クリック、 「Font」を選択し、1 と同じ操作を行います。

3. General Preferences の設定

Edit」:「Preferences」:「General Preferences」と操作、「Result Colors」 タブ上の 「Color scheme 」でCustom 1, 2, 3 のいずれかを選択、Result, Input, Hilite に対する bold 指定をすべて外します。

4. Graph Preferencesの設定

Edit」:「Preferences」:「Graph Preferences」と操作、「General」タブ上の「Font」の設定をMS Pゴシック等の日本語フォントに変更します。

5. Preferenceの登録

1-4で設定した操作環境を「Japanese」という名前で登録します。「Edit」:「Preferences」: 「Save Preference Set」:「New Preferences Set」と操作し、「Japanese」という名前のPreferenceを新たに登録します。

6. Preferenceの選択

Edit」:「Preferences」:「Load Preference Set」と操作することによってPreferenceの選択が行えます。「Factory Settings」を選択すれば英語の操作環境が、「Japanese」を選択すれば日本語の操作環境が利用できるようになります。

使用上の注意事項

  1. 文字によっては正しく認識されずエラーメッセージを生ずる場合があります。例:“

  2. 日本語を含む「Results」ウィンドウ中のデータや表をcopy & pasteする際には「Copy Text」あるいは「Copy table 」の機能を使用してください。HTMLや画像としてコピーすると日本語は文字化けします。

  3. Graphics」メニューからの操作では日本語が入ることによって コマンドが正しく認識されなくなることがあります。その場合には Graph Editor を使用して入力・編集を行ってください。

  4. グラフを画像として保存する際、EPS を選択すると日本語が正しく再現されません。日本語を含む場合にはEPS以外の画像形式を選択してください。

  5. Doファイルでは日本語は文字化けします。

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