Origin: 動画で学ぶ操作方法
OriginからExcelへのコピ-&ペースト(Copy Pasting from Origin to Excel)
概要 | このチュートリアルでは、OriginからExcelに単純にデータをコピーする方法、フル精度でコピーする方法、書式設定を保ったままコピーする方法を紹介します。ラベル行ごとワークシートのデータをコピーする方法も紹介します。 |
サンプルデータ(Data for Copy Paste to Excel.opj)をダウンロード |
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イントロ
このチュートリアルはOriginからExcelにデータをコピーする方法、フル精度でコピーする方法、また表示書式設定を保ったままコピーする方法を紹介します。
準備
- Excel とOrigin を起動します。
- Originで以下の新規プロジェクトを開きます。
Data for Copy Paste to Excel.opj - 録画を開始します。
OriginからExcelにデータをコピーする
まずはOriginワークシートに表示されている数字の書式設定をします。
- 列Aをダブルクリックして列プロパティダイアログボックスを開きます。
- プロパティタブの桁数指定法ドロップダウンリストで「小数桁数」を選択し、「右側全列に上記設定を適用」チェックボックスにチェックを入れ、OKをクリックします。
- すべての列を選択し、右クリックでコピーを選択します。
- Excelに移動し、セル上で右クリックして、貼り付けを選択します。ごらんのように、Originで表示されているようにデータが貼り付けられました。
フル精度でコピーする
- Originに戻って、今度は右クリックから「コピー(フル精度)」を選択します。
-
Excelに移動し、4行目に貼り付けをします。貼り付けられたデータは、完全な精度になっていて、Originで表示されていた桁数ではなくなっています。
はじめの3行を開いた理由は、これからラベルをコピーペーストするためです。
ラベル行のみコピーする
- Originに戻り、ロングネーム、単位、コメントを選択します。
- ctrl-Cでラベル行のみをコピーします。
- Excelに戻り、データが入っている上の3行をクリックし、選択します。
- 右クリックで貼り付けます。
もし、ラベルだけをコピ-&ペーストしたい場合にはこのようにします。
ラベル行ごとワークシートをコピーする
次に紹介するのは、「コピー(ラベル行を含める)」を使用し、ヘッダを含めたすべてのデータをコピーペーストする方法です。
- Originに戻り、右クリックで 「コピー(ラベル行を含める)」を選択します。
- Excelに移動し、セルを右クリックし貼り付けます。Originで表示されているようにデータ同様ヘッダもコピーされたことがわかります。
完全な精度ではありません。もし完全な精度のデータとヘッダーの両方をコピーしたい場合には、先ほど紹介した2つの操作をする必要があります。
ラベルとデータの間に余分な行の削除
さて、ラベルとデータの間に余分な行があるのがわかります。これはOriginワークシートのスパークラインが原因です。Origin側でこれを修正する方法を紹介します。
- Originに戻り、ブックのタイトルを右クリックします。
- 表示から、スパークラインをオフにします。
- 右クリックで再度 「コピー(ラベル行を含める)」を選択します。
- Excelのsheet 3 の先ほどのデータのとなりに貼り付けてみましょう。ラベルとデータの間に余分な行がなくなりました。
これでこのチュートリアルは終了です。おつかれさまでした。