Origin 2016 新機能概要5
-インポート/エクスポート/プログラミング-
Origin 2016では、インポートやエクスポート、プログラミングなどの分野で以下のような改良が加えられました。
インポート/エクスポート
グラフをPowerPointに送信
Origin 2016で実装されたオブジェクト・マネージャを使用すると、グラフ中の各プロットを容易に管理できます。
- グラフリストとその順番を指定
- グラフ各々を、開始スライドと同じレイアウトとスタイルを持つ新しいスライドとして挿入
- グラフを開かれているPPTファイル中に送信
インポート
- 複数ファイルをインポート中に、現在のブック/シートのクローン作成
- さらに多くのインポート・ルーチンにおいて、列のXY属性の設定とインポート後のスクリプト実行の指定が可能
- すべてのインポート・タイプにおいて、ワークシート・スクリプトのトリガーが可能
- Excelファイルをワークブックテンプレートにインポート
- より多くのサード・パーティのファイルフォーマットをサポート: ISF, SAS, BRUKER OPUSなど。 Matlab および、SPEインポート機能の更新
プログラミング
- R-コンソールとRserveのサポートによりOriginと「R」システム間でデータのやり取り
- LabTalkスクリプトの実行速度の向上