Origin 2016 新機能概要4 -データ分析とバッチ処理-
Origin 2016では、Originのデータ解析機能や統計、バッチ処理などを向上させる多くの改良が加えられました。
繰り返し分析のためのワークブック・クローン
Originは、現在のワークブックを一時的なテンプレートとして取り扱うことにより、指定したワークブックへの複数ファイルのインポート時に、 セルのフォーマッティングやデータ分析をクローン化するという、手軽でありながらパワフルな機構を提供します。
バッチ処理
- バッチ処理結果のレポート作成におけるWordテンプレートのサポート
- 順序立ったワークシートにインポートされる複数ファイルの分析テンプレートを使ったバッチ処理
- バッチ処理の各プロセスに先立って行われるスクリプト
- バッチ処理において、結果を列方向に追加
フィット処理
- 線形/非線形曲線フィットのグラフ中の結果テーブルのカスタム化が、さらに手軽に可能。
- 非線形曲線フィットしたグラフ中にパラメータ値を埋め込んだフィット関数を表示
新しい統計機能
ピーク分析
- ピーク数の上限と下限を設定可能
- ピークをスペクトルにスナップ
- ALS基線法の追加
- 結果レポートとピーク属性の表を簡単にカスタム化可能