Strater スタートガイド

ユーザインターフェース

Straterのユーザインターフェースは、タイトルバー、リボンバー、クイックアクセスツールバー、プロジェクトタブ、ビューウィンドウ、マネージャ、ステータスバーがあります。
ビューウィンドウには以下の4種類があります。

  • Boreholeビュー:柱状図(ログ)を表示
  • Mapビュー:孔井位置、孔井選択ライン、ベースマップを表示
  • Cross Sectionビュー:複数孔井の柱状図を表示し、孔井をまたがる岩石学および層位学的情報を表示
  • Table:プロジェクト内の全てのデータを表に保存

マネージャには、View Manager、Table Manager、Object Manager、Property Managerの4つがあります。

View Manager

Straterでは、1つのプロジェクト内に複数のビューウィンドウを保存でき、複数孔井の図示、同じデータの違うレイアウトでの表示、複数マップや断面図の表示、1つの断面に対して複数のレイアウトを図示することができます。View Managerでは、BoreholeビューやMapビューなどをリスト表示し、表示の切り替えやビュー追加、削除が可能です。また、テンプレートファイルの保存やロードをすることができます。
リストの左にあるチェックボックスは、そのビューが表示(チェックあり)または非表示(チェックなし)であることを示しています。

Table Manager

Straterでは、1つのプロジェクト内に複数のデータ表を保持できるので、複数の孔井やデータタイプのグラフィック表示に便利です。Table Managerでは、プロジェクト内のすべての表がリスト表示されます。この中で、表の開閉や、追加、削除、表の順序変更を行えます。
リストの左にあるチェックボックスは、そのビューが表示(チェックあり)または非表示(チェックなし)であることを示しています。

Object Manager

Object Managerは、BoreholeおよびCross Sectionビュー内のオブジェクトを階層構造のリストで表示します。この中でオブジェクトの選択、追加、編集、名称変更が可能です。
オブジェクト名の左にあるチェックボックスで表示/非表示の切り替えが可能です。
Object Managerでオブジェクトを選択すると、Property Managerにそのオブジェクトのプロパティが表示されます。

Property Manager

Property Managerでは、選択されたオブジェクトのすべてのプロパティを編集できます。それぞれのオブジェクトプロパティについての詳細情報はオンラインヘルプにあります。

Straterの基本操作

以下は、データファイルから柱状図を作成する基本操作です。

  1. Straterを起動します。
  2. Welcome to StraterダイアログでNew Borehole Viewをクリックします。
  3. Log | Create Logの中からログタイプを選択してクリックします。
  4. 画面上の柱状図を表示したい位置でクリックします。
  5. Openダイアログで、選択したログタイプに適切なデータファイルを選択して、Openをクリックします。
  6. データインポートダイアログで、インポートする行と列を設定します。データがStraterに取り込まれ、テーブルに表示されます。ログはBoreholeビューに表示されます。
  7. 操作3-6を繰り返し、さらにログを追加します。すでに開いているテーブルを選択するには、OpenダイアログのUse Open Tableでテーブルを選択します。
  8. File | Save Asをクリックし、ファイル名を入力してSaveボタンをクリックすると、Straterのプロジェクトとして保存されます。

Boreholeビュー(柱状図)からMapビュー、Cross Sectionビュー(断面図)にする操作は以下の通りです。

  1. Home | New | Cross Section Viewを選択します。
  2. Cross Section | Create/Add | Create Cross Sectionをクリックします。
  3. Open Collars Fileダイアログで、ボアホールの位置情報を含むCcollars Tableをロードします。
  4. データインポートダイアログでインポートする行と列を設定します。この段階でMapビューが作成されます。
  5. Create Well SelectorダイアログのWells in selectorセクションに、断面図にするために適切な順番で孔井を配置し、OKをクリックします。
  6. Import Cross Section Dataダイアログで、 Cross section log type、Log table、Data columnをそれぞれ選択します。デフォルトの断面図が作成されます。

サンプルファイル

Straterには、いくつかのサンプルプロジェクトファイルが用意されています。サンプルファイルを開くには、以下のように操作します。

  1. Straterを起動します。
  2. Welcome to Straterダイアログで、Files typeをSample Filesに変更します。
  3. ファイルリストから.SDGファイルをクリックします。
  4. Openをクリックしてサンプルを開きます。

 

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