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第4回 大型計算機の時代から比べればEViewsは天国!(1)

専修大学 商学部 教授 大林 守 先生

[リンク:大林研究室のホームページ]

研究分野:計量経済学、理論経済学
EViewsの用途:研究(経済モデル・予測)、教育

論文・書籍・発行元

・「経済モデルによる年金改革の分析-数量経済分析の鑑賞方法、府川・加藤編、年金改革の経済分析-数量モデルによる評価 第4章」日本評論社 (2006)

・「計量モデル屋、証人台に立つ」 法と経済学研究  3/1 (2006)

「とにかく計量の仕事に関してはなんでもやる。ゴルフ場の予測をやっている横で某政党の政策書きをする。シンクタンクというのはそういうところなんですよ。」

シンクタンクでの研究歴が長かった大林先生は、世界経済モデルからインドネシアやブラジルの計量モデル、社会保障政策や知的財産に関係する研究まで、「仕事が私を追いかけてくる」というほどさまざまな経済分析を経験されてきました。

この分野のソフトウェアに関する知識と経験も半端ではなく、世界中の数多くのソフトウェアを試されたそうです。このように、計量の分野で精力的に活動している大林先生に、専修大学生田キャンパスでお話をうかがいました。

スタートは大型計算機で計量分析!

「計量経済の世界の生きた化石ですよ。」

―― ご自分のことをこう表現する大林先生。計量経済学には学生時代の頃から今に至るまでずっと携わっているそうです。

「幸い私が学生の頃にはコンピュータがあったので、5000行ぐらいある回帰分析のプログラムをカードに打ち込んで、IBMの大型計算機で計算させるというようなことしていました。でも、私の指導教官の福地崇生先生の時代には、大きな部屋の真ん中に模造紙を置いて、タイガーとかモンローといった手回し式計算機を、がらがらまわしながら計算していたんですよ。EViewsが何秒かでできる計算を1カ月もかけて計算していたわけですから、EViewsは天国みたいですよ。」

―― 計算すること自体が大変だった時代から計量経済の研究を行ってきた大林先生。計量分析を行う上で、自作のプログラムで計算するのはもちろんのこと、計量に関係するソフトもたくさん試されたそうです。

―― EViewsについても、MicroTSPがEViewsに進化した時代から使っていたということですから、この分野のソフトに関する大林先生の知識と経験は半端ではありません。もちろん、現在も「全部使っている」というほどさまざまなソフトを利用していて、用途によりそれぞれを使い分けているそうです。その中には、もちろんEViewsも含まれています。

「EViewsは特にグラフィックスがきちんとしている。そのあたりが楽にできるのがいいですね。あとは値段と手軽さがいいですね。」

―― 分析結果を視覚化するときの手軽さが特に気に入られているそうです。また、予測を行う場合、分析に利用したさまざまなモデルやシナリオを残しておかないと、あとで困るのだそうですが、EViewsを使うとその点でも便利だといいます。

「データ容量的には相当無駄にしているのかもしれませんが、予測や政策シミュレーションをやる人間にはEViews以外ありえないですよ。」

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